【徹底シミュレーション】0歳のミルク代は月1万円?意外とかかる育児のお金を具体的に算出!

この記事では、赤ちゃんのミルク代について、ちょっとマニアックかもしれないシミュレーションをしています。楽しんで読んでいただけると幸いです。

「結論だけ早く知りたい!という方は、4つの結果をまとめるまで飛んでくださいね🪽」

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意外とお金がかかる『ミルク代』

最近のニュースでは、よく「大学の学費が高い」「保育料無償化」などのニュースが取り上げられていますね。

人生の3大支出は「住宅費」「老後の生活資金」「子供の教育費」と言うくらいですから、学費に多くのお金がかかるというのはイメージしやすいことだと思います。

ところが、子供が産まれると、意外なところで多くのお金がかかることがあります。

今回はそんな「意外な出費」のうち、ミルク代についてお話していきます。

ミルク代は月1万円かかる?

様々なサイトで調べていると、「完ミはミルク代が月1万円かかる」という情報を見ることがよくあります。

完ミとは、「完全ミルク」の略で、母乳ではなくミルクのみで育てる方法のことをいいます。
産後にかかるお金を考えるにあたって、母乳が出ればその分ミルク代はかかりませんが、母乳が出なかった時のことを想定してミルク代を頭に入れておくに越したことはありません

でも粉ミルクの値段ってピンキリですし、完ミにしたら具体的にどれくらいミルク代がかかるのか、結局よくわからなかったんですよね。

もちろん、産後のだいたいの予算をザックリと決めたい、なんとなく知りたいだけであれば、「0〜1歳まで月1万円」としても問題ないと思います。

今回の記事では、「もうちょっと具体的にミルク代のイメージを持っておきたい」という方に向けて、ちょっとマニアックなシミュレーションをしてみました。

ゆぐまる

わたし、こういうお金のシミュレーションがめっちゃ好きなんです…「自分も仲間だ」って人がいると嬉しいです(笑)

西松屋でミルクの値段を調査

まず、ミルクの値段は西松屋🐰に行って調査しました。

そこで、大容量(800gくらい)の大缶ミルクを対象にして、最も高価なものと最も安価なものをピックアップしました。あとついでに、注ぐだけで飲める液体ミルクと、持ち運びに便利なキューブミルクの情報も載せておきます。

2023/12/22時点の定価でこのような結果となりました。

スクロールできます
最も高価な粉ミルク
商品名アイクレオ
容量800g
1缶あたりの値段3,002円
100㎖あたりの値段48円
最も安価な粉ミルク
商品名ぴゅあ
容量820g
1缶当たりの値段1,835円
100㎖あたりの値段29円
液体ミルク
商品名ほほえみらくらくミルク
(最安値)
アイクレオ
(最高値)
容量200ml125ml
1本の値段225円(最安値)215円
100㎖あたりの値段123円172円
キューブミルク
商品名ほほえみらくらくキューブ
容量200㎖分のキューブが20袋分
⇒4,000㎖分
値段2,482円
100㎖あたりの値段62円 
※キューブ商品の比較対象なし

粉ミルクであれば100㎖あたり29円~48円、液体ミルクであれば123円~172円、キューブタイプであれば62円というように、それぞれのミルクの100㎖あたりの値段を調べたところ、かなりの差があることがわかりました。

個人的には、キューブタイプのミルクはおでかけや人に赤ちゃんを預けるときにとってもおすすめです。


ミルク代をシミュレーションしてみた

まず初めに前提条件を揃えてから、実際に金額を出していきます。

前提1:粉ミルクを飲む期間

0歳から1歳の誕生日まで同じ粉ミルクを飲み続けるものとします。
西松屋公式サイトによると、生後9か月~1歳の間にミルクをやめる赤ちゃんが多いとのこと)

前提2:飲む粉ミルクの量

粉ミルクの量については、株式会社明治の公式HPに記載の「調乳量の目安」を参照します。
低月齢(生後16日~3か月)のうちはできあがりミルク量に「80~120㎖」といった範囲が設けられていることについては、「低月齢のころに少食だった赤ちゃん」と「低月齢のころからよく飲む赤ちゃん」に場合分けしてシミュレーションします。。

それでは、前提がそろったところで、実際に赤ちゃんが粉ミルクを飲んだ時のシミュレーションしていきましょう

ぴゅあ×低月齢少食(最も安いシミュレーション)

スクロールできます
~1/2ヵ月1/2~1ヵ月1~2ヵ月2~3ヵ月3~12ヵ月
1回量80㎖80㎖120㎖120㎖200㎖
授乳回数7回7回6回6回5回
日数15日15日30日30日270日
総量8,400㎖8,400㎖21,600㎖21,600㎖270,000㎖
金額2,436円2,436円6,264円6,264円78,300円
(1か月あたり8,700円)

ぴゅあ×低月齢少食の組み合わせだと、1年間で合計95,700円、1ヵ月あたり7,975円となり、ネット情報「1万円」よりも2,000円ほど安いという結果となりました。

ぴゅあ×低月齢よく飲む

スクロールできます
~1/2ヵ月1/2~1ヵ月1~2ヵ月2~3ヵ月3~12ヵ月
1回量80㎖120㎖160㎖160㎖200㎖
授乳回数7回7回6回6回5回
日数15日15日30日30日270日
総量8,400㎖12,600㎖28,800㎖28,800㎖270,000㎖
金額2,436円3,654円8,352円8,352円78,300円
(1か月あたり8,700円)

ぴゅあ×少食バージョンよりも、1/2~3ヵ月での1回量を増やして計算しています。
ぴゅあ×低月齢よく食べるの組み合わせだと、1年間で合計101,094円、1ヵ月あたり8,425円となり、ネット情報「1万円」よりも1,600円ほど安いという結果となりました。

アイクレオ×低月齢少食

スクロールできます
~1/2ヵ月1/2~1ヵ月1~2ヵ月2~3ヵ月3~12ヵ月
1回量80㎖80㎖120㎖120㎖200㎖
授乳回数7回7回6回6回5回
日数15日15日30日30日270日
総量8,400㎖8,400㎖21,600㎖21,600㎖270,000㎖
金額4,032円4,032円10,368円10,368円129,600円
(1か月あたり10,800円)

アイクレオ×低月齢少食の組み合わせだと、1年間で合計158,000円、1ヵ月あたり13,200円となり、ネット情報「1万円」よりも3,200円高いという結果となりました。

アイクレオ×低月齢よく飲む(最も高いシミュレーション)

スクロールできます
~1/2ヵ月1/2~1ヵ月1~2ヵ月2~3ヵ月3~12ヵ月
1回量80㎖120㎖160㎖160㎖200㎖
授乳回数7回7回6回6回5回
日数15日15日30日30日270日
総量8,400㎖12,600㎖28,800㎖28,800㎖270,000㎖
金額4,032円6,048円13,824円13,824円129,600円

アイクレオ×低月齢よく飲むの組み合わせだと、1年間で合計167,328円、1ヵ月あたり13,944円となり、ネット情報「1万円」よりも4,000円ほど高いという結果となりました。

4つの結果をまとめる

シミュレーションの結果から、1ヵ月あたりにかかるミルク代は、以下のようになりました。「1ヵ月1万円」はだいたい合ってましたね!(笑)

1ヵ月あたりにかかるミルク代
  • ぴゅあ×少食 : 7,975円
  • ぴゅあ×よく飲む : 8,425円
  • アイクレオ×少食 : 13,200円
  • アイクレオ×よく飲む : 13,944円

いちばん安価なパターンといちばん高価なパターンを比べると、月々5,969円の差があります。年間にすると71,628円!ミルクの選び方ひとつでこんなに差が出るなんて、ちょっと衝撃ですよね・・・。

まとめ

今回のシミュレーションでは、最も高価な粉ミルク『アイクレオ』と最も安価な粉ミルク『ぴゅあ』を比較して1か月あたりのミルク代を計算してみました。

ぴゅあの安さの理由は、広告宣伝費がかかっていないから(病院などに営業をかけていないから)だそうですよ。赤ちゃんにとって必要な成分は含まれていますから、赤ちゃんの成長発達には何も問題ありません実際に私の息子もぴゅあですくすく育っているし、超美味しそうに飲んでました。飲み終わったら怒るくらい(笑)

ミルク缶は大きくて地味に重くて邪魔なので、私はいつも楽天でまとめ買いしていました。皆さんも楽天市場内で探されるのであれば、店舗やまとめ買いの個数によってぜんぜん値段が違うので、よく比較検討してみてください。


この記事が粉ミルクで悩んでいる方のお役に立てばとても嬉しいです!ここまで読んでいただき、ありがとうございました(^▽^)/

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