こんにちは、ゆんぐーです。
この記事では、出産を控えている方で、「完全に母乳のみで育てる“ 完母 ”に挑戦したい」と考える方に向けて、哺乳瓶が必要な理由とそのタイミングについて実体験をもってお伝えします。
また、記事の後半ではオススメの哺乳瓶や便利なミルクについてご紹介しておりますので、ぜひ最後までご覧になってくださいね。
産前の準備では、哺乳瓶も用意しましょう
母乳には、赤ちゃんを大きく育てるための栄養がたっぷり含まれていて、市販の粉ミルクには無い免疫物質も含まれています。その上、粉ミルクを買うよりも経済的で、調乳や洗い物の手間もありません。
そのため、“ 完母 ”を希望する方は多いと思いますが、もし母乳の出が良くうまく軌道に乗ったとしても、哺乳瓶は絶対に必要になります。
“ 完母 ”でも哺乳瓶を使うタイミング
それでは、どんなタイミングで哺乳瓶が必要になるのかを考えていきます。
- 赤ちゃんを誰かに預けるとき
- 夜間授乳を夫と分担するとき
- お母さんの体調が悪く、薬を飲んでいるとき
- K2シロップを飲ませるとき
- 赤ちゃんの体調が悪く、粉薬を水で薄めて飲ませるとき
- 3時間以上のお出かけをするとき
- 0歳で保育園に入れる計画があるとき
- 母乳育児が軌道に乗っていないとき
ひとつずつ解説していきます。
赤ちゃんを誰かに預けるとき
例えば美容院に行くときなど、どうしても赤ちゃんを連れて行けない用事があるときは、誰かに赤ちゃんを預ける必要があります。
たとえ1時間しかかからない用事のときでも、哺乳瓶も一応預けておいた方が安心です。
夜間授乳を夫と分担するとき
新生児の頃は、ミルクなら3時間に1回、母乳なら3時間に1回以上の授乳があります。昼間の自分が起きているタイミングであれば問題ありませが、夜間に赤ちゃんが泣くたびにずっと1人で対応していると、お母さんが身体を壊してしまうことがあります。
事前に、夫婦で話し合って夜間ミルクの分担を決めておけば、肉体的にも精神的にも、お母さんの負担が少し減りますので、検討してみてください。
お母さんの体調が悪く、薬を飲んでいるとき
飲む薬の種類によっては、その後数時間は授乳を控えるよう注意書きに書かれているものがあります。
そのような薬を飲んだときは母乳をお休みすることになりますので、哺乳瓶の出番です。
ちなみに、病院で「授乳中です」と事情を話して、母乳に影響が少ない薬を処方してもらうこともできますので、内科にかかって相談するのもひとつの手です。
K2シロップを飲ませるとき
赤ちゃんが産まれてから1ヶ月半程度の期間は、週に1回、欠乏しやすいK2をシロップをお湯で薄めて飲ませます。赤ちゃんを産んだ産院で、退院の際説明とともに渡されます。
K2シロップをお湯で薄めて、スプーンで飲ませる方法もありますが、哺乳瓶の方が圧倒的に飲ませやすいです。
赤ちゃんの体調が悪く、粉薬を水で薄めて飲ませるとき
赤ちゃんが風邪をひいてしまったりして小児科を受診すると、粉薬を処方され、お湯に溶いて飲ませるよう指示されることがあります。
これもK2シロップと同様に、哺乳瓶だと飲ませやすいです。
3時間以上のお出かけをするとき
低月齢のうちは長時間の外出は赤ちゃんにとって負担になるので避けた方がいいとされていますが、例えばお宮参りなど、やむを得ず授乳室の無い場所に長時間お出かけすることになったときは、哺乳瓶と調乳用のお湯、お水を持っていくと便利です。
0歳で保育園に入れる計画があるとき
お母さんがはやく仕事に復帰したいときは、1歳になる前に保育園に預ける必要があります。
保育園では哺乳瓶でミルクを飲ませてくれますので、家では母乳でも、1日1回程度哺乳瓶に慣れさせる練習はしておいた方が安心です。
母乳育児が軌道に乗っていないとき
出産後すぐに母乳がたくさん出るようになる初産婦さんは少なく、軌道に乗って完全母乳で育児をできるようになるまでに1~3か月程度かかると言われています。(出典:EPARK記事)
まだ母乳だけでは赤ちゃんの増加が心配というときに、ミルクを追加で飲ませてあげないといけません。
https://yungu-zakki.com/baby-scale/137/
完母にしたい方におすすめの哺乳瓶とミルクは?
おすすめの哺乳瓶
「完母でたまにミルク」を目指すなら、ピジョンの母乳実感がおすすめです。
乳首の吸い心地が限りなく本物に近く、赤ちゃんに違和感を感じさせにくい作りになっています。
筆者はほぼ完母で1日1回ミルクを与える、という方法で育児をしていましたが、最初は母乳実感ではなく、他の哺乳瓶を使っていました。ですが、2ヶ月くらい経った頃、急に哺乳瓶の乳首をくわえさせただけで泣くようになり、試しに母乳実感に変えてみたところ、機嫌よく飲んでくれるようになった、ということがありました。
本当に、限りなくお母さんのおっぱいと吸い心地が近くて安心するんだろうなあと感じました。
家用としては、傷つきにくく衛生的なガラス製がオススメです。
|
お出かけ用も買っておきたいという方は、軽くて持ち運びやすいプラスチック製をオススメします
|
ミルクは、使いやすいキューブタイプがおすすめ
まず、ミルクには以下のような種類があります。
- 粉ミルク
- 液体状缶ミルク・紙パックミルク
- キューブタイプのミルク
完母を目指す方には、キューブタイプのミルクがおすすめです。
粉ミルクは大容量で低価格ですが、開封後の使用は1ヶ月以内が目安です。
特に新生児のうちは1回に飲むミルクの量もそんなに多くはないので、1日1回程度のミルクの頻度だと、到底1ヶ月以内には使いきれません。
液体状の缶ミルクや紙パックのミルクは、そのまま哺乳瓶に移し替えるだけで飲ませられ、容器も捨てて帰ることができるので、お出かけのときにはとても便利です。
|
ただ、家で使うためだけに大量の缶ミルクをストックしていると、かさばる上に、容量を飲みきれなければ残りは捨てないといけないので、勿体ないです。
キューブタイプのミルクは、200mlつくることができる個体のキューブが、スリムな袋に入っています。40ml分×5つのキューブが入っていて、半分に割ることもできるので、20ml刻みの調乳が可能です。
また、粉ミルクよりも消費期限が長く、保管がしやすいですし、誰かに赤ちゃんを預けるときも、キューブを渡すと「使いやすい」と喜ばれます。
|
わかりやすく表にまとめました。
お値段 | 持ち運び | 使用期限 | 保管 | |
粉ミルク | 安い | 難しい | 短い | △ |
液体ミルク | 高め | 簡単 お湯での調乳は不要 | 長い | × かさばる |
ミルクキューブ | 高め | 簡単 お湯での調乳は必要 | 長い | 〇 かさばらない |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、完母でも哺乳瓶が必要な理由や、オススメの哺乳瓶・ミルクについてご紹介しました。
キューブタイプのミルクは、母曰く「30年前にはこんなん無かったで〜」だそうで、時代とともに育児グッズも進化してきているんだなあと感じました。
少しでも、みなさまのご参考となれましたらとても嬉しいです。
ありがとうございました。